閉経、ですの。DATA: 2022年1月22日土曜日ウリィいいいいいいいいい!!! 腹が痛い、とにかく腹が痛い。 ゲーリークーパーな腹痛とは違う。 すると、現在陽性反応がでた『大腸ガン』の可能性も考えられるが、 「それは違う」とシラフで言い切れる根拠のない自信がある。
生理が3ヶ月くらいキていない。 ルナルナも言っている。 『生理予定日を過ぎすぎていて判断できまへん』的なことを。 じゃあ、理由は一つしかないではないか。 『閉経』だ。
お前か、お前が理由か。 セックスもいつしたかすら覚えていないのに、 それは突然、やってくるんだな。 わたくしへの断り一切ナシに、 それはやってくるのだな。
思えば昔からわたくしは、 とにかく早く『閉経』したかった。 それは何故かと問われれば、 早く自分が『女』である呪縛から解かれたかったのだ。 『閉経』を超えた向こう側へ、 早く早く到達したかったのだ。 自分の持つ『女』を、 一刻も早く捨ててラクになりたかったのだ。
昔から、『男』に溺れる人生だった。 『男』のいらん向こう側へ、 早く早く到達したかったのだ。
『男』に頼り、『女』を武器にする人生だった。 だけど、年齢も30歳半ばを過ぎた頃から、 精神薬の副作用と暴飲暴食に夜遊びにと、 様々な理由でわたしは醜く太り始めた。
すると、周りのわたしを見る目も一気に変わった。 できるなら、その時点で『閉経』したかったけど、 それは自分で選べるものではない。 だけど、酒男薬、イカんものに手を染めまくったわたくしの『閉経』は. 常識的に見れば、現実思ったよりも案外早くやってきた。 白髪も増えた。
腹が痛い。 今から何を楽しむかと言うと、 『人生』を楽しむのだ。
『女』であったわたくしは新宿東口歌舞伎町で『女』を楽しんだけど、 もう、『男女』なんて超越した、そこへやっと向かえるのだ。
子どもも居ない。 旦那も居ない。 17年越しのパートナーは居る。 じゃあ、全くもって望んだ私のそのカタチなのに、 どこか寂しくあるわたしが在るのも事実だけど。
だって、モテたいジャーン!!! それが、自分んの存在意義であったジャーン!!! 男が求める穴を提供できることだけが、 唯一の私わたしの特技であったジャーン!!!
思えば、椎名林檎を模したような人生を送りたかったのだろう。 だけど、そこに到達するには才能が格段と違う。 だから、思う。
閉経は、少し、さみしい。
でも、一ヶ月後寝たらわたしはこう思うだろう。 「やっとや、やっと男のいらん向こう側へ来たでー!」 「やっとやっと、性のがんじがらめからラクになるでー!」
お父さんからヤられた。 お母さんから打たれた。 そこから逃げられるんやでー!!!
瀧本容子、多分、閉経しました。 ここから残っていく『男』や『女』たちを愛しく思い、 人間対人間のお付き合いをして行きたいと思う。
瀧本、まだ腹が痛いから無理。 でも一ヶ月後には、超・スーパー・スペクタル・マッハ瀧本、 そんな風になってると思う。 大体、寝たらかなり心のゲージ回復するわたくしなので、 『閉経』を、ありがとうと。 そして、さよなら『女』と。
あっし、やっと、ラクになれるでー!!!
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