父親の娘に対する愛情って?
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2007年4月2日月曜日
リタリン依存症を治すために薬物依存症の病院に行き、 泣きながら「心臓に穴が空くかも知れないと言われた」と、 入院費用を貸して欲しいと離婚した父親に頼んだのは3月半ば。
しかし、「後からかけ直す」と言ったまま電話はかかってこず、 それから携帯に電話しても店に電話しても完全無視状態。
おい、心臓に穴空くって泣く娘に何でそんな態度とれんだよ、 いくら離婚したとはいえ私って愛されてなかったのかなぁと、 思いっきり傷付くことしかり。
別れたけど憎んだけど私にとってはたった1人の父親。 どうしても愛されていたのか確かめたくって、 今日、勇気を振り絞っておとんの店に電話してみた。 (おとんは自営業、携帯だと無視されるので店に電話した)
プルルルル……。 「はい、○○○です!!」 「あ、お父さん?」 「……どうしたんや」 「入院費はどうにかなったから」 「ほんまか」
「そんでな、お父さん」 「なんや?」 「なんで、電話取ってくれへんかったん?」 「……」 「めっちゃ悲しかった」 「……」
「なぁ、お父さん?」 「なんや」 「容子のこと大切?」 「……」 「新しい家族ができたからもうどうでもいい?」 「……」 「容子のこと愛してた?」 「……分からん」
わ、分からんって!!!
「お前、前にお父さんのこと憎いって言うてたんやろ?」 「お母さんを散々苦しめたからね。 でも、もうそのことは忘れるって言うたやろ」 「お前、いまいくつやった?」 「33歳や」 「もうそんな年齢やねんから大人の事情も分かるやろ?」 「分かるよ」
「なんで、ずっとお父さんのこと許されへんのか分からへん」 「だから、もう全部忘れるって言うたやんか」 「(話を聞いていない)憎いとかそんなん言われたらな」 「(諦める)言われたら?」 「お父さんかって、お前のことそう思うやろ」 「……」
おとんの言葉にしばし絶句する私。
「そうちゃうか?」 「……じゃあ、もう容子のこと愛してないってことやんな」 「先にお前が憎いとか言うからやろ」 「だから、もうずっと前に全部忘れるって言うたやんかっ!」
「だいたいな、お前」 「なに?」 「そんな病気になるのはお前の責任やろ」 「……娘が病気になったことより責任とかのほうが重要なん?」 「だってお前が悪いんやんか、そんなんでお金貸されへんわ」 「……」
まず、娘が病気になったことを心配するのはでなく、 病気になったのはお前のせいだと責める姿勢に再び絶句する。
「とりあえず、もう容子のことは好きじゃないってことやんな」 「分からん、また考えて電話かけるわ」 「お父さん、そんなこと言うてまたかけてけえへんやろ」 「かけるよ」 「……じゃあ、信じて待ってるわ」 プッ……、電話を切った。
ウソ、信じてない。 娘の泣きながらの電話をずっと無視続けたおとんが、 自分から電話かけてくるなんて99%あり得ない。
それにしても……。 心臓に穴が空くと泣いて、 電話を無視される私って可哀想すぎっ(T_T)
実の父親に愛してるかと聞いて、 「分からん」と言われる私って可哀想すぎっ(T_T)
まず病気を心配されるのではなく、 お前が悪いと責められる私って可哀想すぎっ(T_T)
たとえ離婚しても親子の愛って永遠かと思ってたけど、 そうでもないってことがよく分かりました。 悲しいけれど父親と私はもう他人です。 結婚式にも呼ぶことはないし、 葬式に出ることもないでしょう。 笑けるわ。
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