あの頃
DATA:
2008年10月3日金曜日
精神病にも色々な病名&診断名があるが、 私の精神病のなかには鬱病も入っている。
とりわけ大阪の編プロ時代&出版社時代はヒドいもので、 おはようございますお疲れ様ですの挨拶も言えなくて、 タバコもコンビニの店員と会話を交わすのが怖く、 いつも自販機で買っていた。
だいぶ前、 出版社時代の上司を通じて、 その頃の同僚がマイミクに入っていたので、 滅多とないマイミク申請を自分からしてみた。
承諾はこなかった。
その子は東京にいく際、 長く心に染みいる手紙と東京の地図を送ってくれた子で、 少なくともこの子は私の事態を把握していてくれたのかな、 そんな淡い思いを抱いていたから、 見落としていたのかなと思ったりもしたけどそんなワケはなく、 とてもかなりなショックだった。
まだクソ暑い夏真っ盛りの日、 その上司と新宿のしょんべん横町で飲んだ。
その人は酷い鬱病だった私を毎日のように飲みに誘ってくれた人で、 私の救世主でもあった人だ。
いやぁ、あの頃は飛んでもない鬱でなんかすんませんわ感謝してます、 そう言ったら、 そうだっけ? その人らしい返事が返ってきたので笑ってしまった。
いろんな話題のなかで、 ○○ちゃんにマイミク申請したら断られてもた! 本当は重く、でも話しの一端の笑いとして軽く言ってみたら、 そういえば瀧本からマイミク申請がきたけどダークな気分になるからやめた、 ○○がそんなこと言ってたなぁと言われた。
今では信じられないかも知れないけれど、 時々激鬱に落ちることはあるけれど、 人にそう言われてしまうほど、 私の精神は病みに病みに病みきっていた。
けれど、今はこうしていられる。 バカ話しに興じたり、 ガハハと笑い転げて涙が滲んだり、 愛しい彼氏ができたり、 人に救われたり、、、 基本的には楽しい生活を送っている。
根本の性格を変えることは人格改造じゃないんだからできないと思うけれど、 それでも笑っておはようありがとう嬉しい大好きと言える自分がいる。
生きていると辛いことのほうが断然に多い。 苦しくて逃げ出したいことも時には逃げ出すことも。 だけど、変わった。 今の、自分がいる。 取り繕っていてもそれが本当の笑顔になることを知った。
生きていれば楽しいと思える瞬間が必ずある。 だから生きていこうと思う。 その瞬間のために生きてみるのもええやんか。
笑っていたいな笑っていたいな。
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