国分寺駅のレズ駅員
DATA:
2008年6月21日土曜日
数時間前に起こった、 ウソみたいな本物話し。
夜、編集長さんと飲んでいたのだが、 終電近くになったのでJR新宿駅へと向かったら。 信号トラブル起きたらしく電車が停まってる。
んでもって散々待たされて乗り込んだ電車は、 乗車率何%か分からないぐらいのスシ詰め状態。 人混みはパニック発作をひき起こす大きな要因。 ヤベェなぁと予期不安起こりつつも根性で耐えて、 我が家の最寄り駅である国分寺になんとかたどり着いた。
パニック起きなかったよぉ、 よかったよぉとホッとしたのも束の間。 国分寺駅の改札まで閉鎖されていて、 駅事務所内を通って外に出るという、 気の遠くなるよな長蛇の列。
これずっと待ってなきゃいかんのかと思ったら、 貧血みたいに目の前真っ暗にスクリーンかかり、 手足顔面がけいれん起こしてその場に座り込んでしまった。
ここからが本題である。
発作で座り込んでいる私を女駅員が見付け、 事務所で横になってくださいと私の肩をかつぎ、 電気の消えた暗い事務所の一室に運び込まれたのだが。
まだ発作の治まっていなかった私は事務所のソファに横たわり。 すると大丈夫? 水持ってくるからねと女駅員。 白いコップに水をくんで私に飲ませてくれた。
持ってきてくれた水でリスパダール液を流し込む私。 薬飲んでしばらくすると発作が大分治まったきたので、 とにかく家へ帰りたいもう歩けます大丈夫ですと伝える。 が、手足震えてます大丈夫じゃないのでもう少し休憩してと女駅員。
したらば国分寺に着いたとメールを送ったにも関わらず、 まったく帰ってこない私を心配して相方から電話がかかってきた。 ごめんねパニック起きてもうたわもう大丈夫やから帰るから。 そう話す私の携帯をぶんどって、 発作起こしてるから迎えに来て下さいと、 相方に話す女駅員。
さんざん大丈夫だからチャリで帰ると言っても、 彼氏さんが来られるまで横になっていて下さいと帰してくれない。
まだけいれん止まらない病人の私をここで解放してしまったら、 JRとしてはマズいことになるのだろうかと観念して、 しかたなくソファに横たわっていた。
・・・と、 しばらくして事務所に戻ってき、 彼氏さんステキな人ねもう来るはずよ大丈夫よ頑張ってと、 私を抱きしめて背中や胸をさする女駅員。 すいませんと言ってまた横になってから数分後。。。
ふとおでこに柔らかく生暖かい感触。 うっそぉ〜〜ん!! 目を瞑っている私のおでこに女駅員がキスをしたのだ!! めちゃくちゃびっくりしたが気付いていないフリをしてスルー。 そして事務所を出て行った女駅員。
一人事務所に横たわる。 キスしたよな、今キスしたよな、したよな!? パニック発作よりもパニックな状態。
でもって、またしばらくしてから舞い戻ってきた女駅員。 名前はと聞かれて、瀧本です瀧本容子ですと答えたら。 容子ちゃんカワイイわね、もうちょっとだから頑張ってと、 髪の毛をソフトタッチで撫でながら、 再び体をギュッと抱きしめ背中と胸をさする女駅員。
よ、よ、容子ちゃんと呼んだよな今!! 再度ビックリしつつも平静装いソファに横たわったら。 うっそぉ〜〜ん!! お水もう1杯くんでくるわねと、 私が水を飲み残したコップを手に取り、 そのコップに口を付けて残った水を飲み干したのだ!!
今、同じコップの水を飲んだよな、な、な!! 多分、いや十中八九レズだ、この女駅員さん・・・。
その後、迎えにやってきてくれた相方との帰り道。 あのお姉ちゃんにおでこにキスされた。 と相方に早速伝えたら。
そうか、だったからかと意味深に深く納得な相方。 なんか女駅員さん、あれからも俺の携帯に電話かけてきて、 容子ちゃんを早く迎えにきてあげて車持ってないの!? 容子ちゃん発作起きてんのよとかやたら俺に怒り口調なんだよ。 だけど、これでなんで怒られたのかが結び付いたわ。。。
女駅員から容子ちゃんと呼ばれ、 体を撫でまくりされ、 おでこにキスされ、 同じコップの水を飲み、 相方に切れ気味に電話。 今でも信じられんがホントのホントの話しなのである。
ちなみに発作起きて女駅員の顔をよく見ていなかった私。 可愛かったどんな人だったと相方に聞いてみたら、 目がクリクリッとした結構よーちゃん好みなカワイイ顔してたよ。 俺、名前覚えてるから明日にでもお手数かけましたって、 あの女駅員さんにお礼しに行ってみてよ。 そんで俺、その光景をこっそり見てみたい。 俺への怒りかたといいよーちゃんの話しといい、 間違いなくあの人レズだわ。 よかったねよーちゃん!! そんな風に喜々する相方さん。
いやぁ、こんなことホンマあり得ませんって、 もんのすごい経験してしまいましたわ瀧本容子嬢。
お礼言いに行ったほうがよいでせうか? ラブロマンス生まれるでせうか? 私、彼女できちゃうかも知れません
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