褒めてサンですの。
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2012年1月28日土曜日
毎度の精神科日を終えまして。
ちょと、へこみ気味ですの。
よく、兄貴から、夜中に電話かかってくるんです。
内容は、会社の子にどう接したらいいのかとか、
こういう風に言ってしまったけど、相手をイヤな気分にさせてないかとか。
そういうの、普通、うーぬ、普通って何だかよくわからないですが、
自分のなかで自問自答するもんじゃないかなあとか。
わたしは、そうだったので、それが常識と離れているのなら分からんけど。
相談する人が思い浮かばなかったし友達に言うには恥ずかしいし、
だから、自分で考えたり。
あと、これは、とても恥ずかしい話しで、
隠して墓までもって行こうと思っていたことなのですが、
そもそも、わたしの墓、瀧本家の墓がないので、このブログを墓とします。
えと、PHP文庫立ち読みしたり、買ったり、んで参考にしたりな!
あーーーー、恥ずかしい、恥ずかしすぎて鼻血がでそうです。
んでもって、だけど、兄貴が、それを、わたしに求めてるのなら、
まあ、妹としては、聞くべきなんかなあと。
それで、兄貴が、ラクになるんなら聞きますけれどて感じで。
けれんどね、最近ね、違う気がしてきたんです。
兄貴が話す内容がね、はじめのほうは職場での人間関係とかだったんですけど、
今は、やたらと、わたしが小さい頃の話し、
わたしが、覚えてないことを掘り起こして聞かせる。
うーぬ、一つだけ言うと、
純「容子、お前あれ覚えてる? お前にな、おかんが飯喰わせへんからやあ、容子ガリガリやったやん? ほんで、ケイちゃん家のおばちゃんが、『このままやったら、容子ちゃんが死ぬ!』って、病院連れていったやん。あれ、覚えてる?」
覚えてねえし、なんでそういうこと言うのかって、すこぶる腹立たしい。
なんで、どして、開けんでもいいパンドラの箱、開けるようなことばっか言うんかなあ。
それは、わたしが、無意識下で、なかったことにしたかも知れん出来事で、
わたしの覚えてる範囲での虐待について、わたしはわたし的に、もう、答えを出して昇華している。
『あの頃、おかんは、きっと、心の病気だったのだ。だから、仕方が無い』
『わたしが、もらいっ子だったのだから、ストレスの矛先が、わたしに来る気持ちも分かる』
『だから、恨むな、感謝しろ』
てか、元々、恨んではいない、ちっとも。
ウッソォ〜ン、って思われるかも知れんが、当時も今もまったく恨んだことはない。
ただ、哀しかった、それだけだ。
見てほしかった、わたしは、目の前にいても、幽霊みたいで、哀しかった、それだけですわ。
かまわれたかっただけ。
だから、今更、いちいちそういうことを投げかけられるのは、もう、スゴく嫌なのだ。
現在も、もちろん、兄貴から聞いたことに対して、恨むような気持ちは沸き起こらない。
でもね、なのにね、もう37歳にもなるのにね、チビッと哀しくなるんです。
一瞬、その頃に、タイムスリップしてしまう。
見て見てミテミテミテミテ100点取ったよ学級委員長になったよ洗い物したよ窓を拭いたよ小さい子の子守りをしたよ工作が上手って先生に褒められたよ予習したよ復習もしたよねえねえねえねえねえねえねえねえ見て見てミテミテミテミテ見て見て見て見てみて
見てよ!
笑ってよ!
撫でてよ!
褒めてよ!
お願いだから、
何でもするから、
だから、
だから、
見ろよ!!!
そん時の気持ちがね、ちと、蘇ってしまう。
ないなーいしたものは、もう、見なくてイイんだよ!
なかったことでイイんだよ!
箱、開けんな!
一瞬、ひるむんじゃ!
んでですね、この手の話しを、ここ最近乱発しがちな兄貴なんですが、
なんかね、対抗意識みたいな感じなのかなあ、と思えてきて。
兄貴は、実子だったからか、どうなのか、
おとんにも、おかんにも、虐待はうけてなかった。
むしろ、初めての子だし、長男だし、両親からも親戚からもエラいことかわいがられていたようだ。
確かに、特に、おばあちゃんは、兄貴を溺愛していて、
正月に行った時のお年玉が、兄貴10万円、わたくし100円とか、
目の前でね、露骨に違いを見せつける。
てか、まだ小学生だった兄貴に、10万も渡す、ばあちゃんにもビビるけどな。
おばあちゃーんて抱きついても、はたかれるし、汚いモノを見るような目をする。
だから、すんげえ怖くなっちゃって、そのうち「ヨウコおばあちゃん嫌い!」「おばあちゃんも容子嫌いじゃ!」て、押し問答していたらしい、兄貴情報。
泣かずに、嫌い、と言ったわたくしはたくましい、褒めてやりたい。
ヤルじゃない!
兄貴の写真アルバムが六冊で、わたくし一冊よ。
それも、最初の3Pだけて、アルバムの意味ねえじゃねえか!
余計、虚しいわ!
むしろ、零冊にしてくれないか?
まあ、そういうことはどうでもイイか、えっと言いたいことは、
兄貴が、私に、子供時代情報を耳打ちすることにより、
俺はお前より愛されてたし愛されてるって、
それを見せつけたいんじゃないかなあって。
なんか、そんな気がしてきたのです。
格が、違うと。
わたしは、兄貴より、社会的に認知されていると思う。
それは、大したことではない。
仕事をしている。
自分の金で生活している。
この点についてだけであり、わたしにとってはごく当たり前なことだ。
今、兄貴は、1日4時間しか働けないというワケの分からんバイトをし、
おかんの元で暮らしており、衣食住ほぼすべてをおかんまかせで、
妹に借金をしており(返していらんのに、返すとか言うから腹が立つ)、
肩身狭い、自分でも分かってるから悔しいのかなあって。
けれど、だからって、そこでチビッ子の頃でたたみかけて、
精神的にでも優位に立とうとしているならば。
アホだ。
純、お前はアホだ。
純、そして、お前は、ゲイだ。
こんな本を大量に隠していることを、
妹は知っている、妹は見た!
帰省していた時、兄貴部屋にて大量のBL本発見。妹は、すかさず、それを写メにおさめたヨ!
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あ、そんで、肝心なのか分かんないけど、精神科でのお話ですが、
この、兄貴が子供時代のことを吹き込む件について話した流れでなんか、
「なんか、彼氏さんに、『タキモンは、本当、褒めて褒めてサンだねえ』と言われて、わたし、そんな意識全然なかったからビックリした」
ということを言ったらば、
「そうかあ、子供の時に褒めてもらえなかったから、今、それを取り戻してるのかなあ。ならさあ、彼氏にそうやって、いっぱい褒めてもらお! 私だって、もちろん瀧本さんのイイところ、いーーーっぱい褒めてあげる!」
「それに、そうして、素直に、『褒めて褒めて』な感じを彼氏に出せるって、スゴおくイイことよ。きっと、瀧本さんにとって、彼氏は、家族なんだね! いーーーっぱい褒めてもらお!」
て言われてちと泣いた。
そんだけなのおん
だーかーらー、
お前らも褒めろ!
今日から褒め褒め大会開始。
思う存分、褒めてくれ、わたしを、わたしだけを。
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