純大阪へ
DATA:
2010年4月14日水曜日
「お兄ちゃんな、うん、大阪帰ろうと思うねん」
事態は急展開いたしまして。
俺はえらい人になんだか可愛いがられていて、
仕事もガッポガッポあるねん大丈夫。
そう豪語している割に、
我が家へ何連泊もする純純純。
仕事あるんちゃうのウチおって大丈夫なん？
と聞けば、いまちょうど現場替えの時期で一時的に仕事がないと。
なんぢゃそら！！
あんな、お前、えらいさんから全然気に入られてねぇって勘違いだｙｏ！
み・じ・ん・こも気に入られてないんだよ兄妹揃って妄想激しいネ！！
そう悶々したまま2週間くらいをともにし、
大きいお金を渡したらヤッホー☆パチンコするからして、
１日1000円、タバコ代とコーヒー代と電車賃として渡す事にし、
なのに、お兄ちゃんな、うん、タバコ買いにいくの忘れてな、うん
とわたくしのカートンから一気に5箱抜きした時は飛び蹴りしたくなり。
いいこと教えたろうか容子ちゃん、
お兄ちゃんなここから中野まで歩いてん、うん、６時間かかったわ。
何を意図しているのかわからず返事に困っていたら、
自分への罰やねん、うん。
兄貴ゴメン、マジで意味わかんねぇ。
始終兄貴といることで思い切りストレスが溜まり、
夜、兄貴が寝たらリストカットするという日が続き、
タキモン、もう腕、切るとこないじゃん。
と相方に言われたなんちゃってリスカは本気リスカの域に達し、
切るとこないからと足を切り始めた頃から相方が、
兄貴がいてもウチに泊まるというサポートをしてくれ、
仕事はどうされたんですかとか相方に突っ込まれたくる兄貴が、
もうどうにもこうにも居づらくなったようで、
「お兄ちゃんな、うん、大阪帰ろうと思うねん」
その発言、ＩＣレコーダーにろくおーん！！
パピヨーン！！
タキモン、今のうちいつ帰るか決めさせておかんに電話してチケット手配！
気が変わったとか言い出しかねないから今のうちに早く！
タキモンと兄貴だけで決めるのではなく、
第三者の俺とおかんぐるみにして、
帰らざるをえない状況を早く作って！
おかんが仕事から帰ってくる夕方早速電話し、
わたくしからお兄ちゃん大阪帰るって、
兄貴の口から俺大阪帰るわで、
そしてその模様を第三者相方が見守り。
どや！
純！
もう帰るしかないやろ！
明日帰ると兄貴が言ったので、
６日の新幹線に乗せることにし。
んで、今晩は東京友達が送別会してくれるからと、
その足で出て行き、さあ明日帰るのねと思ってたら、
新幹線チケット代渡したのにブッチぎりやがり、
７日の昼過ぎにやってきた兄貴に文句まくしたてたら、
明日帰ろうかなと言っただけで決定ではなかったとグチグチ言い出し、
新幹線とるとまで言っておいてなんやその言い草は後付けはとキレたら、
「そーです、そーです、俺が全部悪いんです！！」
41歳にもなってクソガキみたく逆ギレしやがったのでもう呆れ、
新幹線代返せと言ったらイロイロあってないと言う。
ほぉ、面白い。
ぢゃあそのイロイロの内訳をじっくり聞かせてもらおうか？ に
子供じゃないのにそんなこといちいち言わなあかんのかと、
俺の一部始終を全部お前に報告しなあかんのかとまた逆ギレし再呆れ。
それから我が家へ何泊かし、
また大阪帰ると言い出したので、
ホンマやな絶対やな、またブッチ切ったら出て行ってくれ。
そんじゃｗｅｂで新幹線とるからまた同じ事したらホンマ知らんで、
と言ったなら、俺は俺への罰を与える、
新幹線ぢゃなくて夜行バスで帰ると言い出し、
バカかこいつと、そんなら最悪の夜行バスに乗せてやるわと、
夜行、４列シート、トイレなし、昇降場所駅からえら遠い、
という極悪チケットを激安価格の4000円でとり、
土曜わたくしの見張り付きで夜行バスに乗せました。
一件落着、
なのだろうか。
しかし、我も情けないす。
兄妹なのにもう面倒見切れんと、
大阪のおかんに突っ返してもうた。
最後まで看取れなかったわたくしには重すぎた。
それぐらいのストレスかけやがる、
瀧本純・無職・彼女なし・41歳・魔法使いになり損ねた男を、
もう65歳になるおかんに押し付けたと思うと、
なんとも情けない気持ちでいっぱいす。
さらに、10万円ほどわたくし口座におかんから振込みあり、
ビックリして電話したら兄貴に渡した金を少しでも返すと、
ホンマそんなことまで思わせて情けないですが、
おかげで滞納してた家賃光熱費を払えたという更なる情けなさ。
兄貴だけでない、わたくしも親不孝です親不孝者ですわ。
いちお来週、エラいことになってないか大阪帰省しますです。
そんな感じで凹んでいました。
そろそろ寝逃げから脱出しまうす。
グチってすまん。
グッチゆうぞう。
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