何も考えたくないですですの。
DATA:
2013年8月3日土曜日
合法ドラックを3日間だったかな、
起きてる間は延々のチェーンスモークで吸うてみました。
けれど、コレは悪魔でも瀧本容子の場合です。
個体差あると思うので、マネせんでくださいね。
起。
結論からいうと、合ドラなんかで死ねないと思いマス。
フラフラになって階段から落ち、頭ぶつけ、打ち所悪くて死にました。
ラリリのゲロリで寝てる時にゲロ上がり、喉に詰まり、窒息して死にました。
ラリリで風呂入り、気を失ったか寝てしまいましたで、湯船に沈み、溺れて死にました。
とかの外的要素がないと、ムリちゃうかなあと思います。
酒飲んで泥酔した時、あれよりは多少強めですねん。
それ程度のラリリ感な気がします。
気を失いはするが、戻る。
気を失って、そのまま寝てしまい、起きる。
の繰り返しです。
わたし瀧本容子の場合であって、他のかたはどうだかわかりません。
個体差あると思うので、他の人はどうだかわかりませんけど。
復活してしまい、頭痛ヒドいだけでした。
あと、
酒は酔えば酩酊感あるけど、
合ドラにはありません。
これも、わたしの場合です。
書いていることはすべて、瀧本容子という一個体の場合、です。
思考能力がガクンと落ちて、何も考えられなくなる。
弛緩して、生まれたての子鹿のように、体を動かせなくなる。
わたしの場合はそんな感じで、悦楽快楽ご機嫌さんに♪ とかありませんでした。
ただ、思考停止で何も考えられなくなるので、
意識が正常だと色々考えてしまう、
考えなければイイのですが、
『考えない』ということを考えてしまう。
このループから抜け出したかったわたしには、
快楽なくとも、むしろ逆に気持ち悪くなるけども、
思考鈍るか気を失うので、
その点はとてもアリでした。
望んでいるのは快楽ではなく思考停止、
そういう場合は、まあまあ役立つかも知れんです。
一時的ですけどね。
眠りから覚めるか、気を失っていた状態から醒めるか、
どちらにしろ復活した時には、
頭痛とか、まだ若干残っていて若干震えがあるので歯が噛み合いませんカチカチ鳴るよ☆
そんな程度のもんはありますんが、
おおよそ視界と思考がクリアです。
そん時にもう薬やめようかと思いました。
続ければ、緩やかに心身が壊れてゆくだろうとは思います。
壊れたくないから、止めようと思うたのではありません。
グッチャグチャでゲロまみれの部屋を見て、
ダメだわマトモに生きようマトモな生活を送ろうと改心!
それはまあまあありました。
けれど一番は、相方さんの悲しそうな顔、それが浮かんだからです。
好きな人の悲しい顔を見るのは、とても悲しいからです。
悲しい顔をさせているのはわたしです。
わたしがそういうことをしたら、とても相方さんが悲しむ。
そんな顔をもうさせたくない、見たくない。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいがループしまくりました。
ごめんねごめんねごめんねもう止めよう。
そう決心しました。
その時の気持ちは本当だったと思う。
間違いなく。
『もう、やめる』
そう、強く、決心しました。
合ドラがもうちょっと残ってます。
相方さんが起きたら、トイレについてきてと言う。
そして、相方さんの目の前で、その合ドラをトイレに捨てよう。
直接その現場を見ないことには、「捨てた」の言葉だけではどうも信憑性が薄い。
だから、直接見てもらう。
目の前でそれをトイレに流し、
もうしません悲しい思いさせてごめんなさいと。
相方さんは喜んでくれるだろうか________。
その場面を何度も何度も反復して妄想しました。
もう絶対やめると思いました。
思いました。
現実で、相方さんが起きました。
よし、しっかり見てもらうぞ今までごめんね大好きですねんと、
半ばなんだかウキウキしながら、わたしも起きた。
そして、ねえねえ、トイレついてきてと声かけるぞって、大きく息を吸おうとした。
そん時、相方さんは、「トイレ」と言いました。
そして、階段を降りて行った。
自分の予定と少しだけ違いました。
わたしから声をかけて一緒に階段を降りるつもりが、
声かける前に、相方さんひとりで階段を降りて行ってしまった。
あまりにもイメージを高めすぎていたため、
それとは違う展開に、ほんの少しの間ができた。
ほんの少しです。
後から追いかければよいこと。
けれどわたしはそこでとどまってしまった。
ほんのちょっぴりだけできた空白の間、
そこでわたしは「合ドラって高いんだよな」と思いました。
続けて、「勿体ないから、別に捨てんでも、あげたらイイんちゃう?」
続けて、「それか、合ドラにメチャメチャお金つこうたし、誰かに売ろうかなあ、そのお金で相方さんと焼き肉でも行こうかなあ」
続けて、「わたしらあんまお金ないから、ロクなもん食うてないもんなあ、たまには美味しいもん食べたいしなあ、栄養あるもん食べさしたいなあ」
続けて、「でも、一応ドラックのワケやし、ドラック売って金儲けとか、なんかすげえイヤやなあ」
「そんで、その合ドラ買った子が、ボロボロになっていったりしたら、それこそたまらんよなあ」
「やっぱ、薬で金儲けとか、そういう意地汚いのイヤやし、誰かにあげるかあ」
「○○さん、欲しがってたしなあ、喜ぶんちゃう?」
「でもよく考えたら、それで○○さんがボロボロなったらどうしよう。一応、知り合いやし」
「うーーーん……」
そういうことを延々考えていたら、相方さんが戻って来た。
まだ売ってもあげてもないけど、なんか悪いことしてバレたみたいな気分になり、ドギマギ挙動不審になる。
「どうしたの? なんかあった?」
ううん、ちゃうちゃう、何にもないよ。今日何しなあかんかったか考えてただけ。
「……ふーん」
何だか妙な雰囲気になり、タイミングも逃し、また相方さん仕事帰ってきてからでえっかあと保留する。
相方さんが仕事に行って一人になると、「よしOK!」と、隠れて吸ってた時の感情が、無意識に真っ先に浮かんだ。
あかんあかん!
さっき、決めたとこやろ?
もう絶対やめようと決めたとこやろ?
……でも、今日コラム書こうと思うててんな。
コラムん時って、多少緩い頭のほうが書きやすいよなあ。
この前コラム出した時、ちょっと固くなってるから、もっと勢い勝負な感じ、初期の瀧本さんっぽいのがイイ言うてもんな。
うーーー、コラムの時だけ! コラム書く時だけちょっと吸うてもエエやろか。
で、今また、バカバカ吸ってる。
仕事の時だけのハズが、
あー、やっぱ吸うと、しんどいこと考えんでいいからラクやなあ。
相方さんを悲しませたくないという決意は、
ホワホワ脳のなかで容易く崩れさり、
また元のあくあみです。
だからもうわたしは自信ない。
だって、あんなに強く決心したのに、また同じことやってる。
だから、もう、自信ない。
救いようがない。
ごめんなさい。。
そして、ごめんさいと思うほど、
罪悪感まみれになって、
その感情がしんどくて、
また、吸うのです。
終わり。
|